PCMF-15、PCMG-C20を使用しています。蒸気滅菌できますか？

PCMF-15、PCMG-C20ともに、ネオジ系の希土類磁石を用いていますので、耐熱温度は80℃です。

これより高い温度にさらすと永久減磁※が発生します。

温度が高いほど、減磁量も増加しますが、120℃では約5～8%減磁して、8000ガウス(0.8T)が7500ガウス(0.75T)程度になると推測されます。

このヒートサイクルを繰り返した場合、目に見えて磁束密度が低下し続けることはありませんが、常温使用よりも減磁は早くなる傾向になります。

又、マグネット棒は熱が内部磁石に直に伝わりますので、10分足らずで80℃を超えてしまいます。

※永久減磁・・・冷しても磁力が100%復帰しなくなる現象